マジックザギャザリングのそれぞれの楽しみ方
1933年(平成5年)に発売されたマジックザギャザリング。
その魅力はいうまでもなく自分だけのデッキをデザインできるところにあります。
プレイヤーは自分が構想したテーマを実現しようと、何千種類ものカードから、これはと思うものをチョイスし、コストと確率を考えながら個々の枚数を決め、計60枚程度のデッキへとシェイプアップします。
しかし実戦はなかなか思う通りにはいかず、ああでもない、こうでもないと頭を悩ませるのです。
こうして多くのプレイヤーがマジック世界への奥へと引きずり込まれていくのです。
ある人は徹底的にマナの効率に拘ってデッキを作ります。
ある人は強烈なコンボで相手を驚かせることを主題をします。
ある人はスピードこそ命という信念を突き詰めようとするでしょう。
ときには勝つことよりも「笑い」や「美しさ」を求める人もいるでしょう。
ひとつとして同じデッキはなく、またそのどれもが決して究極のものではありません。
これほどまでに個々のプレイヤーの差異が反映されるゲームは、マジックザギャザリングの他にないのではないでしょうか。
マジックオリジンの発売を機に、マジックザギャザリングに興味を持たれた方に「勝敗にこだわるだけではない、マジックの魅力を思う存分楽しんでください」と伝えたいです。